食べたいな、と [萌文]
チェリーパイ、食べたい…。
ということで、昨夜描いたモ絵。
薄暗い…ふふ。
昔、米軍の基地祭に行った時に買ったチェリーパイが美味しくて、あの味が忘れられません。
ガツンと甘くてスパイスが効いて、いかにも!っていうお味で美味しかった。
さみぃさんの住む田舎ではチェリーパイどころか、パイじたいもあまり見かけません。
食べたいなぁ。
作るのは難しそうだしなぁ…。
チェリーパイで思い出すのは『ついんぴーくす』というドラマ(映画にもなった)で、主人公の刑事がよく食べていました。
パイとドーナツとコーヒー。
だからなんとなく薄暗いイメージになるのかな?
そんなわけで、向こう側へミニミニ空気小説置いときます。
今回も固有名詞ナシ(笑)
いい加減に長編書けよってとこですが、今はミニミニの気分なんです(←なんだソレ?)
暇つぶしにもなりませんが、よかったらのぞいてみてください。
それでは本日もご訪問拍手をありがとうございました!
Dark Cherry Pie
先生はオレに赤い色のものをよく食べさせる。
苺ジャムがたっぷり詰まったジャムパン。
果汁100パーセントの巨峰のジュース。
ラズベリーソースがかかったバニラアイス。
オレは食べるのがどうにもヘタクソだから、いつも口の周りや手が真っ赤になってしまう。
そうすると先生が隻眼を細めて嬉しそうに言うんだ。
「ああ、汚れちゃったね」
赤色で汚れたオレの手をとって、うっとりと唇を近付ける。
先生がその舌で指を一本一本綺麗にしてゆく。
「……っ」
甘い物を嫌いな先生が、美味しそうにオレの指を舐める。
やがて綺麗になると、先生は口元を弓なりにしてオレの唇を見つめた。
「美味しそうだ」
ゆっくりと降りてくる唇に、オレはぎゅうと目を閉じた。
生温かい感触が触れ、ぬるりと口内を舐められる。
まるで先生に食べられているような錯覚に陥って、オレはただされるがまま。
オレを汚す赤い色が無くなるまで、先生は舌を伸ばす。
これは儀式。
オレを汚して、先生に清められる。
幾度となく繰り返されて、オレは先生の手の中。
「今度はチェリーパイにしようか」
それもきっと赤い色をしているんだろう。
「うん」
赤くて甘くてオレを汚す食べ物。
先生が大好きな色。
fin
酸っぱくて、甘くてサクサクしていて・・・
最高ですよね。
by MU (2015-07-05 00:29)
MUさん
チェリーパイを初めて食べた時は感動しました^^
コッテリ濃いサクランボの味がサクサクのパイとからまると最高です!
食べたい…
by さみぃ (2015-07-05 20:35)
>さみぃさんの住む田舎では…
え~~~キルフェ●ン発祥の地なのに~(笑)
とはいえ庶民価格からかけ離れちゃってなかなかお近づきになれないのよね~(´∀`*)ウフフ
先月また値上げしたのよ。
ボーナス出たらナル君ごっこに行きたいわね~♪
by Sea (2015-07-05 20:38)
Seaちゃん
あ!そうだった!
縁が無いんだもの…高級すぎて(泣)
でも今度カカナルベアを連れていってあげたいわ~
by さみぃ (2015-07-07 21:43)